さざなみのキヲク~宮澤章二先生の詩~

宮澤章二先生の詩をご紹介します

小説行為の意味 を読んで

宮澤章二先生のご長男宮澤鏡一氏のお書きになった、「小説行為の意味」を読ませて頂きました。


章二先生のお写真も沢山頂いておりますので

先生の微笑まれた表情が目に浮かびました、

先生にひと目お会いしたかったなぁとまた思いました。


行為の意味の詩には、モデルが存在していたのです。

埼玉県内の二人の中学生がモデルです。

彼女達はなんて幸運な人達でしょう。


その内容は書いてよいのか迷うので書きませんが

彼らにとって真に光栄なことですね。


本当に先生の詩には事実に裏打ちされた真実が簡潔且つ的確に刻みこまれています。


自分のまわりにあった、昭和の良き風景を思い出しています。

第二回 宮澤章二 作品朗読会 羽生市民プラザ2Fにて

平成29年2月18日(土)


午後1時30分~3時30分


羽生市民プラザ 2階 大会議室
(東武伊勢崎線 羽生駅下車3分)



第一部 市内小中学生による宮澤章二作品朗読 30名


第二部 一般市民による宮澤章二作品朗読 10名


第三部 宮澤章二先生の新たな世界 ラジオ歌謡・・宮澤新樹氏講演


    宮澤章二先生を顕彰する会活動発表


(主催)宮澤章二先生を 顕彰する会
(後援)羽生氏教育委員会



よろしかったら、お出かけくださいませ。


後世に残したい大切な詩を
しっかりと読み継いでいる羽生市の皆様。
東京にはない郷土愛と先人を敬うお心が
伝わってきます・・・。


私も行きたいなア・・・><





宮澤章二先生


(お孫さんの描かれたデッサン)


埼玉県羽生市出身。
 東京府立高等学校、東京大学文学部美学科卒業。
 埼玉県立不動岡高等学校の教諭時代に、疎開で加須市に住んでいた作曲家の
下総皖一と出会ったことから、詩人・作詞家として活動を開始。


主な著作は「蓮華」「空存」「枯野」「風魂歌」等多数。
 校歌や合唱曲、童謡などの作詞を多数手がけた。


特に校歌は埼玉県内を中心に300校以上にのぼる。
クリスマスソング『ジングルベル』の訳詞者としても知られる。


日本童謡賞、赤い鳥文学賞特別賞、埼玉県文化賞、埼玉県文化功労賞知事表彰などを受賞。
 大宮市教育委員長も務めた。
 詩『行為の意味』の一節、「思いは見えないけれど、思いやりは見える」が、
ACジャパンの2010年度キャンペーンCMに使用された。


平成17年3月11日逝去。





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「若い涙を流しながら」 「前進」1,3年 平成14年5月



「若い涙を流しながら」


  宮澤 章二



苦しみを乗り越えるための 若い力は


苦しみながら鍛えつづけるほかない



 なみだは 流すために湧くのだから


 苦しい時には いくら流してもいい



若いなみだを流しながら


みずからを鍛える青春の努力は


たとえ がむしゃらの醜態 と見えても


決して 恥ずかしい風景ではない



 人類のすべてが 濁りのない涙を流した


 人類のすべてが 涙をみずからぬぐった


 涙で失われるものなど 何一つなかった



己れに勝つ力を鍛えながら ぼくらは


ふと 虹を見ている自分に気付く



平成14年 5月発行






・・・・北辰図書のものなのかな?


平成14年の発表ですが、お書きになったのは
もっと前だと思います。先生は17年にお亡くなりになりましたが
平成13年に、年賀状を出すのを廃止しています。
ご子息の新樹様のお話から、亡くなる4年ほど前からは
創作活動ができなかったのではないかと推察しております。


先生の詩は、全部がエッセンス。
個人的な愚痴みたいなものは一切ない。
普遍的に、どの人にもためになることを詩にしているのです。


若い涙はいいよね。
少し老いてきた者の涙はどうだろう。
今までの人生の後悔が後を絶たないのではないだろうか。


「失敗した」「こんな境遇いやだ、脱したい」
と思うのが、どの時点か。
そのタイミングが重要だ。
まだやり直せると思えれば希望がわいて立ち直れる。
後悔しない人はいないが、やり直せる人生なら、
自分で切り開ける人生なら、
希望がある。





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